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私死ぬのかな・・・・・?

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2008年 09月 03日

癌の告知

手術をするといわれたのがいつだったかよく覚えてなくて9/2の日記には書かなかった

んだけどその時のやり取りを思い出してみたらどうも最初の検査の日だった気がする。

「ところで手術の日なんですが・・・・」とS女医に切り出されてまだ、自分が癌だということ

が信じられずにいた私は「えっ、手術をするんですか?」と問い返したことを覚えている。

「癌だと思いますよ。検査の結果を診てみないとわからないですけどね。」

という言葉を私は検査の結果、癌ではないと言う診断もあるものだと思っていました。

けれど今思うとS女医は癌の程度が検査でわかるのであって癌は間違いないのだと

言ったつもりだったのかもしれない。

数年前・・・・いやもっと前、10年以上前に世間では「癌の告知」ということが話題に

なっていた。「癌の告知」はすべきかどうか社会問題にまで発展して賛成派反対派

二つに分かれて喧々囂々意見を交わされていたのを覚えている。

「がん告知」賛成派のどこかの大学病院の偉い先生が自分が癌になって担当医から

「癌ですね」といわれたときにしばらく考えて

「私は今まで癌は告知するのが患者のためだと思ってきたけど自分が癌になってみて

やはり告知はすべきではなかったのかもしれない」といったという話を聞いた。

しかしそれは昔の話になってしまってるのだろうか?

少なくても私はS女医から私が癌であるという納得できる説明をまだ聞かされていない

気がする。納得できる説明なんて出来ないのかもしれない。

最初からS女医は私は癌なんだからこんな風に進めますよというガイドラインに沿って

次にやることの説明くらいしかしてくれてなかった。

私の「手術するんですか?」という質問に対しても「したほうがいいと思いますよ」

「いやと言うなら仕方ないけど皆さんそうしてますからね。」皆さんなんですか?

ほかの人は関係ないのじゃないのかな・・・病気なのは私何だし・・・・

なんだか十羽一絡げみたいな扱いをされてる気がしました。

癌だからといってベルトコンベアに乗せてたくさんの人が次々に同じ作業に

乗せられていく・・・・なんだか物扱いだなと思ったのは私の僻みだったのか?

でその手術の日は11月26日にたまたま手術がキャンセルになってあいている

この日ではどうですか?と聞かれた。どうですかと聞かれても私一人で今決めないと

いけないのか・・・・不安でいっぱいです。

「この日でないとすると後は2月過ぎということになるんですよ。とても混んでるんです」

と看護士が言う。「ほんとにたまたまあいたんですよ」運がよかったねとでも言いたげな

口調だった。癌になったのが運がよかったんか・・・・・・

家に帰って相談してみますともいえなくてその日に決めました。

こんなのでよかったんだろうか・・・・・・かなり不安でした。

by konnosetsuna | 2008-09-03 10:34 | 覚書


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